革砥(かわと)を作ってみた

革包丁を研ぐ道具の一つに革砥という道具があると知り、自作を試みました。

広告

革砥について

油を垂らした革の床面(ざらざらの方)に、コンパウンドや青棒を擦り付けて作ります。
砥石などで研いでおいた刃物の切れ味をより切れるようにさせるために
仕上げとして数回添わせて使う道具です。

理髪店ではカミソリを、料理店では包丁を研ぐ時にも使用されています。
革砥は、別名『 ストロップ 』と呼ばれます。

製作の様子

実際に作った画像とともに、作り方の説明です。

木材を削る

まずは、木材の片側を握りやすい形に切り出してやすりがけしていきます。
ハンドル部分の長さは握りやすいように、およそ拳一個半くらいの長さで調節しました。

今回は自分で使う用なので、形は大雑把に感覚で決めました。

削って紙やすりで慣らす

大雑把に決めた形をもとに大まかな形に削り出しました。
使う時にささくれていたり、角ばっていると嫌なので240番手の紙やすりで丸めていきました。

左右で形が少し違う形になってしまいましたが、結果的にそのおかげで手に馴染む形に作ることが出来ました。

柿渋を塗る

ひょうたんに色を塗るときに購入した柿渋が残っていたので、今回も使うことにしました。

左が一度塗りした状態、右がもともとの状態です。
ここから、塗り重ねたり日光に当てることで柿渋を塗った方はどんどん
深く濃い色合いに変化していきます。

乾いたあと、ついでにリンシードオイルも一緒に塗ってみました。

レザーを切り出し、くっつける

定期入れを作った時の端材が残っていたので、それを土台となる木材の幅に合わせて、
革を短冊状に切り出して木工用ボンドで接着します。

接着したあとは、よりしっかりくっつくように重しを乗せて一晩置いておきましょう。

ミシンオイルと青棒を塗る

青棒を二往復くらい擦りつけた後、ミシンオイルを作った土台に対して
均等になる様に5~8滴垂らして革と馴染ませて、また四往復くらい青棒を擦りつけます。

最後に簡易ケースを付けて完成

お店で売られている革砥の色と比較してみて
革の面がだいたい同じような色になったので、これで完成です。

作っている時には、気が付かなかったのですがこのまま道具箱に片付けてしまうと
周りが汚れてしまうので急ごしらえで段ボールでカバーを付けました。

作ってみた感想

土台となる木材を細く太いものを選んでしまったため、安定性がなく研ぎにくかったです。
実際使っていても、うまく刃を当てられないので革砥のあまり効果が実感できず、
普通の砥石でしっかり鋭い刃をつけておけば問題ないかな???といった感じでした。

今回購入したミシンオイルは菱目打ちの手入れ用品として使うので、無駄にはならないので
道具購入のきっかけになり、ちょうどよかったのかなと思いました。
また青棒も金属の研磨をするときに活用していきたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました